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株式会社オフィシス

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SPECIAL INTERVIEW

凸版印刷株式会社
情報コミュニケーション事業本部 
総務部係長
林﨑大輔さん
入社後、工場総務を経験後、現在の事業本部総務部に在籍して6年目。残業削減などの人事制度改革に3年、スマートデバイスの支給、外部シェアオフィスの契約など環境・ツール面の改革に携わり3年目。制度・環境の両面から、さらなる働き方改革の推進を目指している。

凸版印刷株式会社

中堅社員70名からなるワークスタイル検討委員会で導入を決定

Offisisを知ったのはいつ頃ですか?
林﨑さん2018年6月に働き方改革関連法案が可決され、当事業部でどのように進めるべきかを考えました。働き方改革は「上から言われたからやる」のでは意味がない。自分たちが働きやすい環境を自分たちで発案し、経営層に提案する流れが必要だと思いました。そこで2018年10月に監督職レベルの中堅層、バリバリ第一線で働く人達、約70名からなる、ワークスタイル検討委員会を立ち上げました。Offisisを知ったのはちょうどその頃です。
まさにぴったりのタイミングでしたね。どんな印象を持たれましたか?
林﨑さん社内で受けられる福利厚生サービスはいろいろあるけれど、Offisisのようなものはありそうでなかったな、と思いました。なにより導入費用がかからない、会社として持ち出しがないというのは大きな魅力であり、かなり導入ハードルが下がると思いました。
ほかにもOffisisの導入を後押しする理由はありましたか?
林﨑さんそうですね。実はその頃ワークスタイル検討委員会では、営業職の社員の座席数を総数の7割に削減し、フリーアドレスにすることを決めていました。大きな改革を決断した背景にはビル全体の過密化がありました。このビルには3,000人以上が働いており、飽和状態でした。組織再編によるレイアウト変更をするときも、戦略的な配置を考える余裕はなく、どこに何席詰め込むかに数日頭を悩ませることも…。解けないパズルのようで本当に苦慮していました。

実際、営業職は外回りで不在の時間が長く、全員分の席は不要だということに異論はなかったと思いますが、当事者にとってみれば「席を減らされる」というのはあまり嬉しいことではないでしょう。そうした変化に対して、「居心地のいい場所」であるOffisisの導入というポジティブな変化も取り入れることで、改革のバランスをとりたいと思いました。

働き方改革への意識が想像以上に高いことを実感

Offisisの導入はスムーズに決まりましたか?
林﨑さんOffisisの導入にあたり、まずはトライアルからスタートし、その成果をみて判断することにしました。社内での説明の仕方には、注意しましたね。たとえば単なるリラクゼーションが目的ではなく、生産性の向上や不調の改善に効果が見込めること、ワークスタイル検討委員会で検討された結果であることなどを伝えました。そうして、無事2018年12月にトライアルがスタートしました。
反響はいかがでしたか?
林﨑さん会議室フロアの一室を提供して準備を進めました。ポスターを掲示したり、社内イントラで流したり、各部署にいるワークスタイル検討委員会の委員からアピールするなどして告知に努めました。正直言うと、私自身、やってみたい気持ちはあったけれど、「本当にできるのか」、「利用者が十分集まるのか」半信半疑でした(笑)。ところが、いざフタを開けてみたら非常に好評で。男女問わず幅広い年代の社員が、ちょっとした空き時間に立ち寄ってくれました。リラクゼーションの利用がメインですが、靴磨きも好評でした。
林﨑さんの想像以上だったんですね。
林﨑さんそうですね。ワークスタイル検討委員会が旗振り役になったことも影響していると思います。でもそれだけでなく、一人ひとりの社員が働き方改革、ワーク・ライフ・バランスなどの新しい動きに興味を持ち、意識して使ってくれた結果だと思います。

週3回、1日8時間がほぼすべて埋まるほど好評

正式に導入されてから、利用促進のための工夫などはしましたか?
林﨑さん2019年4月頃、私からの要望で、毎月「凸版健康瓦版」というチラシを作ってもらっています。肩のストレッチ、むくみケアなど、よくあるユーザーの悩みに対応した小ネタを紹介したもので、エレベーターホールの掲示板など、ちょっと立ち止まって見やすい場所に掲示しています。週3回、11:00~20:00の時間にオープンしているのですが、瓦版などを始めてから新規利用も増えてきて、営業時間はほぼすべて予約で埋まっているくらい好評です。15分、30分と短い時間でリフレッシュする人も多いので、ますます多くの人が利用している状態です。

噂を聞きつけて、別の事業所の社員がこのビルで打ち合わせをするときは必ず利用するというケースもあります。他事業部からの利用も確実に増えており、事業部の垣根を越えて評判が広がっています。
そこまで支持される理由はなんなのでしょう?
林﨑さんOffisisがここまで支持されるのは、社内にある、その存在感ですかね。面白いのはOffisisを利用する社員が利用促進に協力してくれるところ。たとえば会議室フロアは少し入り組んでいるので、エレベーターホールからサロンまでの行き方の地図を掲示したほうがいいとか、リーフレットは診療所においたほうがいいとか「なるほど」という提案してくれます。社員からのアドバイスで使い勝手がよくなり、ますます利用者が広がるという良い循環ができています。今ではすっかり会社に馴染んで、そこにあるのが当たり前。そういう身近な存在として親しまれています。

もちろん専用サイトを使った予約管理がとても簡単で、今利用したいと思えば、すぐ利用できる手軽さも魅力。また電子マネー決済ができる便利さも支持につながっていると思います。

新たな交流の場でOffisisが提供する付加価値に期待

今後、どのように活用されていくお考えでしょうか?
林﨑さんOffisisはこれからの時代にふさわしいサービスだと思います。当社は9時~18時が定時ですが、裁量労働などいろいろな働き方をする社員がいます。空き時間は人それぞれなので、一人ひとりが自分に合う働き方をする中で、Offisisのサービスを活用してほしいです。
ほかにも新たな展開を考えておられますか?
林﨑さんワークスタイル検討委員会で、フリーアドレス化や、文書量の削減をし、スペースを創出した結果、15階のワンフロアをすべて開放し、社内シェアリングオフィスを作りました。社員ならいつでも誰でも自由に使えるスペースです。目的は社内の交流促進。今までは一日中会社にいても自分の席からほとんど動かない人や、自分のいるフロア以外行ったことがないという人も多く、社員同士のつながりが限定された狭いものになりがちでした。新しい動線、新しいスペースを設けることで、そうした現状に少しでも変化を起こしたいという狙いがあります。
その社内シェアリングオフィスでOffisisにできることがありそうですか?
林﨑さん社内シェアリングオフィスは今でも多くの人に利用され、好評ですが、利用者の「こうしたい」「ああしたい」という自由なアイデアをもとにどんどんリニューアルしたいと考えています。今までもトライアル的に18時以降にヨガ教室やアパレルメーカーの出張展示会などのイベントを実施。Offisisにもこのスペースを生かしたイベントを企画していただくなど、今までにないカタチで協力してもらえないかと構想中です。今後もよりよいワークスタイルを追求していくなかで、Offisisと一緒に新しいチャレンジができるものと期待しています。
凸版印刷株式会社
凸版印刷は「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション」、「生活・産業」、「エレクトロニクス」の3分野で事業を展開。それぞれの事業分野を発展させ、社会やお客さまの課題解決につながるトータルソリューションの提供を通して、社会的価値創造企業を目指しています。

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